株式会社タケツネ(輪奈ビロード)

株式会社タケツネは創業大正8年。
滋賀県長浜市で輪奈ビロードを織り続けています。
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株式会社タケツネ(わなびろーど)
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ビロード雑学

輪奈ビロードについて

今から四百年余前、天文年間ポルトガルより伝来したビロードは、江戸時代、慶安年間に、
日本で生産が始められたといわれています。
そして百数十年位前、長浜にその製法が伝えられ、その後ジャガードによる紋織が始められました。
それから、ビロードの肌触りを着尺地に生かす工夫がなされ、
輪奈天鵞絨(わなびろーど)のコート地が生まれました。
以来、長年コート地の最高級品として愛され続けています。
弊社では、大正八年の創業から現在まで輪奈ビロードの改良と研究を続け、
多種類の輪奈ビロードを織り続けています。
開発した商品はちりめんビロード(浜ちりめんに0.3mmの輪奈で柄を作る)と
夏ビロード(紗輪奈ビロードこれも0.3mmのパイルです)
いずれもコートだけでなくきものにもされています。

魅力

タケツネの絹100%輪奈ビロード製品は、他には無いデザイン性と気品を兼ね備え、お客様を軽やかに包んでくれます。
優雅で気品があり、その心地よさは、装っている方だけでなく周りの方々にも心豊かになって頂けると思っております。
タケツネは輪奈ビロードをとおして精一杯お客様の心に、安らぎ、和み、癒しをお届け致します。

用途

基本用途
和装コート、振り袖。最後のコートと言い伝えられ、何時かは「わなコート」を…というコンセプトでお作りしています。
展開用途
ストール・マフラー・バック・洋服地・洋コート地・紳士コート・小物地。

タケツネ特製輪奈天鵞絨の種類


1.原則古来よりの輪奈天鵞絨コート地

2.ちりめん輪奈天鵞絨

3.夏ビロード(紗輪奈ビロード)
4.無地輪奈天鵞絨
5.飛び柄天鵞絨
6.中巾(52cm)の輪奈天鵞絨
7.輪奈天鵞絨袋帯
8.本天天鵞絨 無地・柄
輪奈天鵞絨について
典型的な、輪奈天鵞絨で柄に織り柄の部分に紋切をして毛を立てます。
後は針〔芯材〕を抜き輪奈ビロード輪奈を形成します。パイルの高さは0,5mmです。
後染製品なので、染め上げた後とてもソフトで軽いのが最大の特徴です。
又いろいろな染加工が出来ます染の代表は 無地染で、更紗・ぼかし染・砂子たたき・友禅・等々です 写真は、わが社作業場の写真です。
無地・飛び柄・紗は0.3mmパイルです。

ビロード絹100%は輪奈ビロードだけ!

ビロードの中で、絹100%は輪奈ビロードだけと自負いたしております。
決してレーヨンがわるいわけではありませんが、 軽くて、保温性が良くまして薄いファション性に富み、いつかは輪奈ビロードと言える原点です。
和装コート・婦人、紳士洋装スーツ・ 洋婦人・紳士人コート、本当に軽いです。
有名百貨店に出展いたしました時ご確認下さい。
滋賀県長浜より、発信するタケツネを、応援お願いいたします。

ビロードの歴史

ビロード(天鵞絨)は13世紀イタリアが発祥の地です。
14世紀頃オスマントルコで皇帝衣装等の高級装束に製織りされていました。
日本には1542年、南蛮貿易でポルトガルから伝来しました。
当時 、鉄砲がビロードで包まれて伝来したそうです。  
その名はポルトガル語の「Velludo」が語源とされています。
信長をはじめとする人々がこの珍しい織物に魅了されたと伝えられています。
信長が贈与したとされる上杉謙信の牡丹唐草文様マントが、遺品では最古の物として知られ、今でも上杉神社に残されています。(重文指定)
やがてオランダ船よりもたらされたビロードの中に、たまたま銅線が残っていたのをヒントに、織り方 が解明されはじめ、慶安年間(1650年頃)ごろから日本で作られるようになりました。
江戸中期に西陣よりその織り方が長浜に伝えられ、江戸末期には彦根藩より株(特権)を受け手厚く保護され繁栄したそうです。
そして現在でもその伝統が受け継がれているのです。

輪奈天鵞絨の製造工程

① 糸商
原糸(絹撚糸)
② 糸染工場
撚糸柔軟加工
③ 整径工場
整径
④ 経て継ぎ
経て継ぎ
⑤ 自工場
製織→織り上がり検査→紋切→水漬け乾燥→芯材抜き→原反検査
⑥ 精錬工場
精錬
⑦ 自工場
白生地検査→白生地完成⇒白生地問屋(今までの業務)
⑧ 染工場
染色
⑨ 自工場
染織検査→製品完成
⑩ 縫製工場
商品
⑪ 自工場
商品検査
⑫ 商品出荷
⑬ 問屋
⑭ 百貨店(小売店)
⑮ ユーザー
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